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BEVバッテリー等に含まれるレアメタル 将来需要は十分確保できるか(前編)

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資源争奪が長年続くレアメタル。BEVには、バッテリーやモーター部分などにリチウムなどのレアメタルが多く含まれている。どういったレアメタルがBEVには含まれ、今後の世界需要はどのように伸びていくのか。また、その需要に対する供給は十分にまかなうことができるだろうか。独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)金属調査の専門家に聞いた。

BEVにはどういったレアメタルが含まれているか

原田氏:BEVに含まれるレアメタルの種類や量は、車種やバッテリーの種類によって異なります。バッテリーに関していえば、リチウムやニッケル、コバルトなどが含まれるケースが多いのですが、バッテリーの種類によって化学組成が違うため、その含有量は異なります。また、省資源化をはじめとする技術の進展があれば、BEVに含まれるレアメタルの種類や量も変わる可能性があります。

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