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ソーラーシェアリング研究報告

ソーラーシェアリング 売電所得と農業所得

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ソーラーシェアリングは農地において太陽光発電と農作物生産により、農家は売電収入と農作物の販売収入を得ることが可能である。以前にも述べたとおり、農家の課題には所得の向上や安定化などが挙げられるが、ソーラーシェアリングによる売電収入によりどの程度改善できるのか、その可能性について述べたい。

売電所得と農業所得の比較

まず、売電によって得られる20年間の純利益(売電所得=売電収入-経費)の例として、前回紹介したLooop社の「ソラシェア」の導入を想定し試算する。買取価格32円かつ宮崎県でパネルの傾斜角度を30°に設定した場合、売電所得は2,470千円/20年となる。

また「ソラシェア」の設置面積は約117平方メートルであるから、1年当たりの所得に換算すると105,556円/100平方メートルとなる。売電所得はパネルの密度や発電効率などによって異なるため、興味を持たれた方はLooop社や他社にシミュレーションを依頼して下さい。

(※全文:2,288文字 画像:あり 参考リンク:あり)

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この記事の著者

霧村 雅昭(きりむら・まさあき)

宮崎大学 植物生産環境科学科 農業システム学 助教

2006年より宮崎大学農学部助教。専門分野は農業システム学(園芸学、農業環境工学、植物栄養学、土壌学、環境農学)。植物工場・養液栽培に適した栽培管理技術に関する研究や、農地での食料とエネルギー生産を両立するハイブリッド農業に関する研究、農林畜産廃棄物利用による資源循環型農業システムの構築など、食料自給率向上だけでなく、環境保全、持続的経済発展、エネルギー安全保障の3Eを同時に実現する農業システムの構築を目的とし、新エネルギーや高効率な栽培技術の開発について研究する。ソーラーシェアリング、LED植物工場などに関し企業とも積極的に共同研究を行っている。
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