仕事が楽しければ、人生は楽しい。そして人生を充実させれば、仕事も充実する。何かを始めるには、人生でもっとも若い「今日」やるのが一番だ。
サラリーマン時代に営業成績トップと管理職、そして勤務先の倒産を経た起業家が、その経験から培ったビジネス哲学を余すところなく述べる実践的ビジネスコラム。前回までの記事はこちら。
※本記事は書籍『AMBITIONFIRST やりたいことから始めよう』から抜粋し、連載用に整えたコラムです。
まずは「やらないこと」を決める
仕事をしているとたくさんの「やらなければいけないこと」があります。そしてそれはどんどん増えてきます。誰しもそういう経験があると思いますが、時間に追われ仕事量に忙殺される中で学ぶこともあります。その体験で効率的な仕事のやり方や、何が大切で何が不必要かを判別する能力も身につきます。量稽古によって質が上がるということです。若いうちの数年はそういう時期があってもよいと思っています。しかしそれをいつまでも続けていてはいけません。
日々の業務であれをやったほうがいい、これもやったほうがいいとタスクが増えてスケジュールが埋まっていく。これら一つずつは大した量ではなくても、積み重なると膨大になります。
やったほうがいいことは山ほどありますし、できることならそれら全てをやっていくに越したことはありません。ですが残念なことに人の持ち時間は1日24 時間と決まっています。全てのことはできません。
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