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気候変動、世界の潮流

静かに、しかし着実に動き始めた「2015年合意」へ向けての気候変動交渉(2)

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2020年以降の新しい国際枠組みの骨格作り

前回の連載において、10月の国連気候変動会議・ADPの重要論点の一つであった国別目標案に関する議論を紹介した。今回は、もう1つの重要論点であった新しい国際枠組みの「要素(elements)」と呼ばれる議論について解説する。

現在の国連気候変動交渉は、2020年以降の新しい国際枠組みについて、2015年12月のCOP21・COP/MOP11(フランス・パリ開催)での合意を目指しているというのは、前回述べた通りである。この「新しい国際枠組みに合意する」というのは、つまるところは、「議定書」のような国際条約に合意することを意味する。ただし、現時点までの交渉では、最終的な合意の法的形式について合意がないため、「議定書」などの特定の名前をあえて使わずに、あえて「2015年合意」や「新枠組み」などの名前で呼ばれる。

(※全文:4,143文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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この記事の著者

山岸 尚之(やまぎし・なおゆき)

WWFジャパン 気候変動・エネルギーグループリーダー

1997年に立命館大学国際関係学部入学。
2001年マサチューセッツ州、ボストン大学大学院にて、国際関係論・環境政策の修士プログラムに入学。2003年5月に同修士号を取得。
卒業後、WWFジャパンの気候変動担当オフィサーとして、政策提言・キャンペーン活動に携わるほか、国連会議での情報収集・ロビー活動などを担当。2011年より気候変動・エネルギーグループリーダー。
また、内閣府・実践キャリア・アップ戦略・カーボンマネージャーワーキング・グループ委員。 2012年よりカーボン・オフセット制度登録認証委員。
主な著作に「地球環境問題解決のための国際協調」(第5章)池尾靖志/編 『平和学をはじめる』(2002年)晃洋書房、「アメリカ議会および西部5州の動向」 諸富徹・山岸尚之/編『脱炭素社会とポリシーミックス』(2009年)日本評論社。

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