気候変動、世界の潮流

パリ協定の「5年サイクル」の意味

  • 印刷
  • 共有

COP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)で採択されたパリ協定(※1)の内容の中で、1つ特徴的なものが、「5年サイクル」だ。

この「5年サイクル」は、前回の記事でも解説した通り、現状では不十分な各国の取り組みを将来的に強化していくための仕組みとして導入された。しかし、実際に各国の取組みが強化されるかどうか、そして、脱炭素社会へ向けての動きをより加速させることができるかどうかは、この「5年サイクル」の中で提供される機会を、各国政府、企業、自治体、メディア、市民といった様々なステークホルダーが、活用できるかどうかにかかっている。

続きは有料会員登録後にお読みいただけます。

  • オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 登録月(購入日~月末)は無料サービス
  • 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
  • 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
月額
1,300
年額
15,600

関連記事