「かつては『考えられない』と思われていたようなことが、今では『止めようがない』流れとなる」――――潘基文国連事務総長がパリ協定採択直後のスピーチでこのように述べた。まさに、これからの脱炭素化時代の流れを示しているといえる。
フランス・パリで開催されていたCOP21(気候変動枠組条約第21回締約国会議)が、約2週間の会期を1日延長し、12月12日(日本時間13日未明)、歴史的な合意を実現して閉幕した。COP21は、議長国フランスの丁寧かつ配慮された議事進行もあり、極めて難しい交渉を乗り切り、「パリ協定」を採択した。
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