NTTグループの技術やアセットを活用したスマートエネルギー事業の推進を目的に、2019年6月に設立したNTTアノードエナジー。脱炭素社会実現へ向け、多角的に取り組む同社。今後のビジョンや挑戦について、社長の岸本 照之氏に聞く。(環境ビジネス2023年春号より)
グループのビジョン実現に、大きな役割
NTTグループの新たなスマートエネルギー事業の推進に向け、2019年6月に設立したNTTアノードエナジー。グループ会社であるエネット、NTTスマイルエナジーと共に、〈グリーン発電事業〉〈地域グリッド事業〉〈需要家エネルギー事業〉〈構築・保守オペレーション事業〉の4つを柱に事業を展開。太陽光をはじめとした再エネ電源を自社で開発し、顧客企業やNTTグループ各社へ提供するほか、蓄電所の設置を通じたエネルギーの安定化を図ることで、電力の地産地消も進めている。