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小水力発電の最新動向と事例

水車発電機を地域で開発する ― 秀建コンサルタント「開放型振り子式下掛け水車」

山梨県韮崎市に設置された三連の「開放型振り子式下掛け水車」

山梨県韮崎市に設置された三連の「開放型振り子式下掛け水車」。除塵などの振り子動作は、自動制御により3基が連動している。写真のものとは異なるが、静岡県長泉町に設置された水車は、地元で製造されるため、たいていのメンテナンスは地元の業者で行なえるという。

事業性を前提に導入される小水力発電は、主に河川や農業用水路などから離れた場所に建てられた発電所まで水を引き込んで発電する。

今回紹介するのはそれとは異なり、農業用水路のような人工水路などに水車と発電機を設置して発電する方式で、一般的に水路設置型と呼ばれているもの。そのタイプで、「開放型振り子式下掛け水車」を開発した、山梨県中央市で土木コンサルタント会社を営む(株)秀建コンサルタントの社長、中込秀樹さんに話をうかがった。

水路設置型の課題と工夫

「水路設置型は導水路工事が省けます」。

通常、長い導水区間を設ける小水力発電では、導入コストのうち5~8割が土木費になるというから、水路設置型ではコスト面でメリットがある。

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この記事の著者

市川 倫也(いちかわ・みちや)
市川 倫也(いちかわ・みちや)
全国小水力利用推進協議会 運営委員
1975年栃木県生まれ。河川・水文化をテーマにした雑誌の編集部を経て、現在フリーランス。第1回全国小水力発電サミットや全国小水力発電大会にも携わる。

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