電力システム改革で、卸電気市場(kWh)、容量市場(kW)、リアルタイム市場(調整力公募:ΔkW)、非化石価値取引市場などの市場が整備されてくる。こうした中でDR(ディマンドリスポンス)事業のマーケットの広がりはどこにあるか。後編では、その可能性について触れる。前編はこちら。
DRにも松・竹・梅
系統運用部門からの要請に基づいて需要を下げたり上げたりするのがDR事業。実際にDRを発動した需要家の電力需要のロードカーブは一定時間グッと下がり、テトリスの凹のような形になる。
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