欧州のエネルギー市場・政策に関するコンサルタント 西村 健佑
最終更新日: 2018年06月04日
ドイツでは、電力の余剰を吸収して系統安定化に寄与する技術の開発が進められている。パワートゥXと呼ばれる技術で、電力を熱に変えるパワートゥヒート(P2H)、水素等のガスに変えることをパワートゥガス(P2G)、電気自動車を充電するパワートゥビークル(P2V)等が知られている。このように、ドイツで蓄電は電池を意味しない。
今回紹介するのはP2Hの中でも少し変わった企業、Lumenionだ。