9つの専攻を基盤として、数多くの企業との連携や、分野横断的な研究によって社会貢献を果たしている大阪大学大学院工学研究科。社会に必要とされるプロフェッショナルな人材には何が求められるのか。工学研究科長の大政健史教授に人材育成や産学連携によるイノベーション、また研究テーマのバイオテクノロジーについて聞いた。(連載第6回、バックナンバーはこちら)
グローバル時代の研究者、社会人に求められること
「博士号を取得することはグローバルに活躍するためのパスポートです」。大阪大学大学院工学研究科長の大政健史教授は社会のグローバル化が進む中で、プロフェッショナルな研究者やビジネスパーソンとして活躍するための条件をそう話す。