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ドイツ・エネルギー事情

ドイツのエネルギーシフトがもたらした市場とイノベーション(その1)

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ドイツは2050年までに「エネルギーシフト」、正確にはエネルギーヴェンデ(=エネルギー大転換、維新)を実施することを2010年秋に決議した。「決めた」ことによって出現している市場について、そこで行われているイノベーションについて考察する。

ドイツのエネルギーヴェンデ

ドイツのエネルギー政策は、2010年秋に政府が策定した「エネルギー構想」によって「エネルギーヴェンデ」の工程表が定められました。2011年の福島第一原事故の後には、脱原発については当初の予定を12年前倒しして2022年と書き換えられました。しかし、2050年までに脱化石を実施する目標は堅持されたままです。

2050年までの脱原発・脱化石の道のりは大きく分けると2つの対策から成り立ちます。ひとつは大々的な省エネ対策で一次エネルギー供給量を毎年2%ずつ減少させ、50年までに少なくともエネルギー需要を半減させること、もうひとつは残りのエネルギー供給を、とりわけ電力に重心を置くようシフトしつつ再生可能エネルギーで供給することです。

(※全文:4,663文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

村上 敦(むらかみ・あつし)

環境コンサルタント

ジャーナリスト、環境コンサルタント。建設会社を経て、ドイツ・フライブルク市に。郡役所・建設局に勤務の後、2002年から独立し、ドイツの環境・都市計画政策を日本に紹介。執筆活動、自治体・企業へのコンサル、講演活動を続ける。持続可能なまちづくりを提案する一般社団法人・クラブヴォーバン代表。著書に『キロワットアワー・イズ・マネー(いしずえ)』、訳書に『メルケル首相への手紙(いしずえ)』など。
環境ジャーナリスト 村上敦オフィシャルサイト

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