ここまでのコラムで、ドイツが推進しようとしている2050年までの「エネルギーシフト」、正確には「エネルギーヴェンデ(エネルギーの大転換)」について解説してきた。再エネのイノベーションについて3回、省エネについて3回、地域暖房とコジェネという高効率化対策についての3回で、おおよその概要はお分かりいただけたかと思う。連載の締めくくりとしてエネルギーシフトにまつわるアレコレを3回にわたって述べる。
再エネ発電のイノベーションの本質は?
再生可能エネルギーによる発電について、ドイツでは、日本では考えられていないレベルでイノベーションが起こっている、あるいは起こりうる環境が整っていることを、この連載のはじめの部分で述べました。(ドイツのエネルギーシフトがもたらした市場とイノベーション(その1))
続きは有料会員登録後にお読みいただけます。
- オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
- 登録月(購入日~月末)は無料サービス
- 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
- 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
- 月額
- 1,300円(税込)
- 年額
- 15,600円(税込)