環境コンサルタント 村上 敦
最終更新日: 2014年07月28日
ここまでのコラムで、ドイツが推進しようとしている2050年までの「エネルギーシフト」、正確には「エネルギーヴェンデ(エネルギーの大転換)」について解説してきた。
再エネのイノベーションについて3回、省エネについて3回、地域暖房とコジェネという高効率化対策についての3回で、おおよその概要はお分かりいただけたかと思う。連載の締めくくりにエネルギーシフトにまつわるアレコレをお伝えしているが、最終回である今回は、ドイツのFIT制度であるEEG法(再生可能エネルギーを推進する法律)の8月1日から施行される改正について述べる。