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ドイツのエネルギーシフトを推進する力(その3)

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ここまでのコラムで、ドイツが推進しようとしている2050年までの「エネルギーシフト」、正確には「エネルギーヴェンデ(エネルギーの大転換)」について解説してきた。再エネのイノベーションについて3回、省エネについて3回、地域暖房とコジェネという高効率化対策についての3回で、おおよその概要はお分かりいただけたかと思う。連載の締めくくりにエネルギーシフトにまつわるアレコレをお伝えしているが、最終回である今回は、ドイツのFIT制度であるEEG法(再生可能エネルギーを推進する法律)の8月1日から施行される改正について述べる。

改正されるドイツのFIT制度(EEG法)

昨年秋の総選挙によって年末には、中道右派と中道左派による大連立での第三次メルケル政権が発足しました。この政権の最優先課題はEEG法の改正であり、まずは行政改革で、これまで経済省と環境省に二分されていたエネルギー部門の権限を、経済・エネルギー省に統一しました。社会民主党の党首であるガブリエル副首相が経済・エネルギー大臣を務め、EEG改正案のたたき台を迅速に作り上げ、4月上旬に閣議を通過。その後、連邦議会での審議・修正が続けられ、6月27日には議会決議が行われました。上院である連邦参議院でも7月11日には法案は決議され、いよいよ8月1日からEEG法の改正は施行されます。

(※全文:5,420文字 画像:あり 参考リンク:あり)

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この記事の著者

村上 敦(むらかみ・あつし)

環境コンサルタント

ジャーナリスト、環境コンサルタント。建設会社を経て、ドイツ・フライブルク市に。郡役所・建設局に勤務の後、2002年から独立し、ドイツの環境・都市計画政策を日本に紹介。執筆活動、自治体・企業へのコンサル、講演活動を続ける。持続可能なまちづくりを提案する一般社団法人・クラブヴォーバン代表。著書に『キロワットアワー・イズ・マネー(いしずえ)』、訳書に『メルケル首相への手紙(いしずえ)』など。
環境ジャーナリスト 村上敦オフィシャルサイト

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