GREEN ESSAY ドイツ現地リポート

ドイツでベジタリアンが増加中 もはや日常の一部となった代替肉

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スーパーの棚にずらりと並ぶハムやソーセージにハンバーグ。おいしそうだが、これらは本物の肉ではない。肉に見せかけたフェイクである。菜食主義者(ベジタリアン)市場は拡大しており、いまやドイツでは10人に1人がベジタリアンだ。代替肉は日常の一部になりつつあるが、それらを食べてベジタリアンだと満足するのはなんだか違うと感じるのは私だけだろうか。

環境配慮で拡大するベジタリアン

ドイツのベジタリアンは、何十年も肉を食べてないという人から、始めて半年という初心者までさまざまだ。大人はもちろん、最近はティーンエイジャーをはじめとする若い世代にも増えていて、小学生や幼稚園児にもいる。こどもが肉を食べないと嘆く親からは「卵の形がわかると食べないから野菜料理に混ぜている」という声も聞く。私の息子は高校2年生だが、クラスの女子の半分はベジタリアンで、男子も数人いるという。

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