GREEN ESSAY ドイツ現地リポート

大阪・関西万博にも参加、オーストリアの若き起業家が挑む水素の可能性

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2025年4月に開幕する大阪・関西万博。現在建設が進む海外パビリオンには、「オーストリアパビリオン」がある。2021年に設立された同国発のスタートアップ「HydroSolid(ハイドロソリッド)」もそこに出展する一企業だ。今回はオーストリアを代表する水素技術とそれを担う若き起業家を紹介する。

余剰電力を水素として貯蔵できれば……

壮大な山脈が連なるオーストリアのアルプス。「陽光小屋」は、世間から隔されたアルプスの山奥にある。送電網とつながっておらず、太陽光パネルを設置し電力を自給している。そこで活躍するのがハイドロソリッドの水素貯蔵技術だ。太陽光発電で生まれた電力を水素として貯蔵する「陽光小屋」の実証プロジェクトは2023年に始まった。

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