エネルギー自立は「作る側」ではなく「使う側」のチャレンジである
自分たちで使うエネルギーは自分たちで作る:「エネルギー自立」は、自分たちで使う以上のエネルギー(主に電力)を生み出す自治体が、次に目指すゴールである。
1つ目に取り上げたフェルトハイムは、大幅な余剰電力を系統を通じて販売することで自立を達成した。ペルヴォルム島は2本の系統で本土と接続されているものの、常に電力に余剰があるわけではない。そのためフェルトハイムと同じやり方では自立は達成できず、電力を蓄え、融通することが必要になる。
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