地産地消で地域貢献、プロスポーツが電力ビジネスへ
2014年4月の家庭用電力小売自由化を前に、今まで電力ビジネスと縁のなかった組織が参入機会を伺っている。プロスポーツクラブも例外ではない。サッカーJリーグのクラブからもすでに複数が名乗りを上げている。キーワードは「地産地消」、「地域貢献」。ほとんどが独立系の電力会社やその他の企業と共同出資で新会社を立ち上げるようだ。出資比率は小さくとも、スポーツクラブのブランド力はやはり大きい。2016年2月22日時点で確認できる家庭用電力メニューの詳細はないが、企業用電力メニューを見る限り、収益の一部が株主であるクラブに還元されるようだ。
近年はドイツでもスポーツ分野での社会貢献が重視されるようになり、多様な社会貢献活動が行われるようになった。エネルギーも例外ではないが、アマチュアスポーツクラブにはそれとは異なる理由で再生可能エネルギー発電設備を導入するクラブもある。この記事では、主に小規模なアマチュアスポーツクラブとプロに分けて再エネの活用法を見てみたい。
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