お天気キャスターでおなじみの森田正光氏が、環境問題や異常気象などについて語るコラム。第三回目は、気象庁が毎年行っている「生物季節観測」について。桜の観測が有名だが、アブラゼミやミンミンゼミなどの昆虫も観測対象となっている。実は来年から昆虫が観測対象外となり、生物の観測が途絶えることになる。その影響について森田さんが解説する。
『生物季節観測』存続希望
気象庁は現在、23種の動物(鳥や昆虫など)と、34種の植物を対象に、全国の気象台と測候所58地点で「生物季節観測」を行っています。気象官署によって項目は異なりますが、例えばセミだけでも、おなじみのアブラゼミやミンミンゼミ、ヒグラシ、沖縄はクサゼミの仲間など多種多様な観測が続けられています
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