> コラム > ドイツの脱原発と再生可能エネルギーは本物か
新展開を見せるスマートグリッド

ドイツの脱原発と再生可能エネルギーは本物か

スマート研究会

記事を保存

スタンダード会員登録 のあとに ログイン していただくと全文をご覧いただけます。

今回は新連載「新展開を見せるスマートグリッド」の連載17回目として、「ドイツの脱原発と再生可能エネルギーは本物か」について解説してみたいと思います。

項目としては、1. ドイツの脱原発と再生可能エネルギー導入は、果たしてうまくいっているのか、2.ドイツのエネルギー政策は、「激動の時代」から「寡占の時代」を経て、「地方の時代」へ、3.地域での経済循環・資金循環の実現へ、の3つです。

今回の内容は、コラム的にまとめてありますので、お気軽にお読みください。

ドイツの脱原発と再生可能エネルギー導入は、果たしてうまくいっているのか

脱原発、2050年に再生可能エネルギー80%などの意欲的な国家方針を掲げているドイツについてですが、日本の場合、脱原発に関するスタンスの違いを反映して、そのようなドイツの政策に対する評価は分かれています。

その点、千葉恒久著『再生可能エネルギーが社会を変えるー市民が起こしたドイツのエネルギー革命』(2013)は、連邦政府、連邦議会、大電力会社、自治体、市議会、市民の各プレイヤーが、再生可能エネルギー社会に向けて、時として対立し、時として協調しながら、新たなエネルギー社会システムを構築しようという大きな社会実験を進めているところであることがよくわかる好著です。

千葉さんはドイツの大学で法学修士号を取得した弁護士であり、いわゆる再生可能エネルギー推進派ではありません。したがって、出来る限り事実に即して中立的に、すでに決定された脱原発の下での今後の新しいエネルギー供給体制のあり方、石炭火力によるCO2問題の解決に関する紛争、太陽光発電のグリッドパリティ間近の状況(ドイツでは、2016年とも17年とも言われている。一番遠いと思われていた太陽光発電でそのゴールに近づきつつあるというのは誰も予想もしなかった展開であった)がもたらすインパクト、環境問題や送電網の敷設、巨大な投資などでなかなかうまくいかない洋上風力発電等の状況を詳細に紹介して、その上で、ドイツに本当に再生可能エネルギー社会が実現する日が来るのかを分析しています。

(※全文:1,834文字 画像:なし 参考リンク:なし)

スタンダード会員の方はここからログイン

新展開を見せるスマートグリッド バックナンバー

この記事の著者

スマート研究会

一般社団法人スマートプロジェクトの中に設けられた研究会。スマートプロジェクトは2010年2月に設立され、小宮山宏(前東大総長、三菱総研理事長)[敬称略]を会長とし、牛山泉(足利工業大学学長)、國領二郎(慶應義塾大学教授)、須賀唯知(東京大学教授)、寺島実郎(日本総合研究所理事長)、豊田正和(日本エネルギー経済研究センター理事長)、村井純(慶應義塾大学教授)[敬称略、五十音順]よりなるアドバイザリーボードの下に活動。

記事を保存

環境セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.