北ドイツのハノーファー市は使い捨てカップのごみを減らそうと、2017年よりリユースカップ「ハノチーノ」を導入している。赤地に黒でハノーファーの風景を描いたおしゃれなカップで、今では5万個以上が出回っている。ドイツの環境賞「グリーンテックアワード」のライフスタイル部門で受賞するなど、注目が集まっている。

紙コップのコーヒー片手にさっそうと街を歩く様子は、ドイツでも日常の風景となった。ドイツでは年間30億個の使い捨てカップが消費されており、年々増えつつある。人口52万人のハノーファー市でも年間1800万個が消費されており、市は少しでも減らそうと公共清掃団体アハとともに独自のリユースカップを開発した。
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