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ドイツ・地域再エネ

核廃棄物最終処分地探しで、国土の54%が適地 市民参加で候補地選定へ

ドイツは9月28日、高レベル放射性廃棄物最終処分場の候補地選定の中間報告を発表した。地質的には国内の54%が適しているとの結果となり、1977年から有力候補とされてきた北ドイツのゴアレーベンが正式に候補地から外れた。今後、2032年の処分地決定、2050年の稼働を目指して候補地を絞り込んでいく。ドイツでは候補地探しに、市民が大きく関わるのが特徴である。

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1977年のゴアレーベン反対運動をテーマにした展示(2019年5月、ハノーファー市歴史博物館にて)

最終処分場がないことも、原発反対の理由に

1961年から原子力発電をしているドイツでは、「核のごみ」の処分地探しが難航してきた。ドイツでは2022年の脱原発に国民の総意を得ている。原発反対の理由には、東京電力の福島第一原発事故により原発の危険性を認識したことのほか、「最終処分場がないから」という声が根強い。低レベル放射性廃棄物処分地はすでに決定しており、数年内の稼働を目指して工事が進んでいる。

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