ASEAN各国の環境・エネルギー事情

タイの省エネマーケットの現状 課題は「ソフト」面

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人が生活していく上でエネルギーは必要不可欠であり、特に経済成長のスピードが速い途上国では、消費量が右肩上がりで伸びていく。エネルギー需要が切迫してきているタイに関して、どのような省エネの取り組みが進んでおり、今後どのような点に注意が必要かを整理してみたい。

タイのエネルギー事情と日・タイ電力利用内訳の比較

タイはASEANの中でも電気料金が高い。同じASEANでもインドネシアやマレーシアに比べて石油や石炭の採可年数が短く量も少ない。そのため、発電の大半をミャンマーから輸入できる天然ガスに頼っているのが現状であり、発電コストが高くなっている。

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