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持続可能なソーラーシェアリングを考える

第1回 ソーラーシェアリングの社会的課題

FIT制度改正などを背景に、太陽光を農業生産と発電とで共有する「営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)」が注目を集めています。その一方で、さまざまな課題も存在しています。かつて農水省で再エネ政策立案に関わり、現在、早稲田大学で「持続可能地域社会」の実現に向けた社会課題研究・政策研究等を行う野津喬准教授が、シリーズを通して社会的に望ましい、持続可能なソーラーシェアリングのあり方について考察します。

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画像はイメージです

ある農家からの問い合わせ

「ワシはもう年で農業を続けるのはしんどい。農業は金にならんので、息子に農地を引き継ぐかどうか迷っておった。でも最近、農水省が農地での太陽光発電を進めると新聞で読んだんじゃ。太陽光発電で電気を売れば、息子も農地を引き継いでくれるかもしれん。新聞には農業との両立がどうとか書いてあったが、要は太陽光発電パネルの下にシイタケのホダ木でも何本か置いとけばいいんじゃろ」

これは筆者が農林水産省で再生可能エネルギー政策を担当していた時に、ある農家の方から受けた問い合わせです。

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