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入門廃棄物道場 Vol.2-D 競合他社との差別化

環境ビジネス編集部

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Q.競合他社との差別化で大事なことは何でしょうか?

A.求められていることをキャッチするアンテナ磨きを大切にしています。

滝口 千明・白井エコセンター代表取締役 社長

滝口 千明・白井エコセンター代表取締役 社長
滝口氏が抱えているのは取引先の企業に設置している廃プラスチック専用ゴミ箱。「1000ヵ所位に設置すると採算が見込めます」

走行実験中のバイオ燃料車

白井グループで走行実験中のバイオ燃料車

この3月、白井グループは保有するディーゼル車両54台すべての燃料を軽油からバイオ燃料に変えるための走行実験をスタートさせた。6月から本格開始の予定だが、すでに取引先企業から好評を得ており、「CSR報告書に記入することができる」「信頼度がいっそう高まる」などの声が聞かれるとのこと。「バイオ燃料は軽油に比べてコストが2割高ですが、環境への取り組みに熱心な企業という姿勢をいち早く打ち出すことによって営業先に評価される効果の方が大きいと判断、本格導入に向けて走行試験に踏み切った」という。目先の利益だけではなくトータルバランスで物事を捉える、これは競合他社との差別化を図る際に、欠かせないポイントとなるようだ。

同社は「変化を恐れずに環境保護を推進する」という理念のもと、チームマイナス6%やビーチクリーン運動など様々な事業に参画している。また、温暖化防止に貢献している企業、パタゴニアの制服を着用、環境に関わる資格取得受講料の補助や環境活動参加の奨励金支給制度を設けるなど、優秀な人材が集まるよう働きやすい職場作りにも努めている。「現場部隊と営業部隊がバラバラにならないようお互いの情報共有に徹するなど、地道な取組みを重視」しているとのことだ。

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白井グループ 白井 徹氏
白井グループ 白井 徹氏 代表取締役社長
昭和16年創業時、東京市との運送契約スタート。昭和32年白井運輸株式会社設立を経て、東京都清掃局時代を含み60年以上にわたり、公共事業に携わってきた。東京湾の廃船処理事業、東京都環境整備公社の廃プラスチックリサイクル化実験、家電リサイクル法Aグループ指定引取場所、新潟中越沖地震の被災地支援活動、都内初の足立区住民粗大ゴミ無料持込みサービスなど、先進的な取組みで業界をリードする。
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