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入門廃棄物道場 Vol.4-C 輸送効率のカギ握る密集地での積替え保管

環境ビジネス編集部

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輸送効率のカギ握る密集地での積替え保管 高効率輸送したくてもできない現実

「乾電池がいっぱいに詰まったドラム缶の重さは約350kgにのぼり、14個で5トンの鉄道用コンテナはいっぱいになってしまいます。1つでも多く積めば重量オーバーで違法。積替え保管の許可を取るのは難しいだけに法令順守には気を使います」

そう語るのは大興運輸倉庫(株)の環境事業部営業課長の石原勝次氏だ。同社は蛍光灯や乾電池など水銀含有廃棄物のリサイクルで知られる野村興産(株)リサイクルネットワークの幹事会社で、埼玉事業所(産業廃棄物積替保管場)には関東一円からの水銀含有廃棄物が集まってくる。

水銀含有廃棄物のリサイクルは北海道にあるイトムカ鉱業所で行われるため、鉄道や海運による高効率な輸送が欠かせない。そこで産業廃棄物は貨物鉄道「隅田川駅」から鉄道で、一般廃棄物は東京湾の若洲埠頭から海路で北海道へと運ばれる。

同社で許可申請などの業務にあたる管理部の佐藤崇氏によれば「水銀含有廃棄物は1つひとつのボリュームは小さいため、オフィス密集地で一定量を集積して輸送すれば高効率な輸送ができるが、現実には許可を取得するのが難しい。弊社も以前本社のあった江東区での許可取得を検討したものの、条件が厳しすぎて諦めた」とのことだ。

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