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大切な「熱」の有効利用(ロンドンの地域熱供給から)

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日本では、固定価格買取制度の開始や電力全面自由化など「電気」に関する話題が多く、エネルギーといえば「電気」に注目が集まりがちだ。しかし、地球温暖化対策やエネルギーコストの削減のためには、「熱」をいかに効率的に利用するが大きなカギを握る。欧州では、この熱エネルギーの効率利用のプライオリティは高く、地域熱供給を中心に各都市において積極的な取組みが展開されている。ここでは、昨夏訪問したイギリス大ロンドン市のイズリントン区、カムデン区、メートン区の取組みについて紹介したい。

大ロンドン市は、「2025年までにエネルギー供給量の25%を分散型エネルギーから賄う」ことを目標にしている。ここで、大ロンドン市の想定する「分散型エネルギー」の主力はコジェネレーションシステム(コジェネ)だ。コジェネとその熱を有効利用する地域熱供給の拡大を目標達成の柱にしている。

(※全文:2,597文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

稲垣 憲治(いながき・けんじ)

(公財)東京都環境公社 東京都地球温暖化防止活動推進センター (東京都 環境局 地球環境エネルギー部)

平成17年3月東京大学大学院修了(エネルギー工学)。同4月文部科学省入省、原子力計画課係長などを経て22年3月退職。同4月東京都庁入庁。ソーラー屋根台帳や屋根貸しマッチング事業、シティチャージ設置事業など自治体の新しい太陽光発電普及策の企画に従事。26年4月から(公財)東京都環境公社(都から派遣)。5か国10都市で先進都市の再生可能エネルギー普及策等を現地調査。

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