気候変動・省エネ分野におけるナッジ活用の最新動向と社会的インパクト

(1)「ナッジ」を活用した気候変動・省エネ政策において重要なこと(前編)

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米シカゴ大のリチャード・セイラー教授のノーベル経済学賞の受賞(2017年)によって、「ナッジ」をはじめとした「行動科学」が、世界中で注目を集めることとなりました。そういった影響もあり、日本では、特に気候変動・省エネ分野において行動科学を活用する研究が積極的に行われています。そこで本連載では、気候変動・省エネ分野の研究発表が積極的に行われているBECC JAPAN(日本版気候変動・省エネルギー行動会議)における先進的な研究を題材の中心として、現場の第一線で活躍する多数の研究者のインタビューも交え、本分野における行動科学(ナッジ)活用の最新動向と、行動科学を活用することによる社会的インパクトを考察していきます。

※1  Behavior,Energy and Climate Change Conference Japan
BECC JAPAN 2020は2020年8月25日に開催予定

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