前々回、前回の連載(第3回~第4回)では、研究事例紹介の第1弾として、エビデンス重視型かつ分野横断型のアプローチを取ることによってパーソナル・ナッジの実現を目指した一連の研究成果にスポットライトを当て、このようなアプローチの重要性や、研究成果の社会的なインパクトを三浦輝久氏(電力中央研究所 上席研究員)、服部俊一氏(電力中央研究所 主任研究員)、澤井大樹氏(イデアラボ 代表取締役)、および伊藤言氏(イデアラボ 研究員)へのインタビューを交えて考察しました。
今回ご紹介する一連の研究は、2018年から2019年にかけてBECC JAPANで発表された4つの研究成果が題材となっており、パーソナル・ナッジの実現に向けて次の3つのことを明らかにすることを試みています。