前回の連載(第2回)では、省エネ・気候変動分野の研究における成功要因は、エビデンス重視型かつ分野横断型のアプローチであることを、インタビューを通じて確認しました。
そこで、研究事例紹介の第1弾として、エビデンス重視型かつ分野横断型のアプローチを取ることによってパーソナル・ナッジの実現を目指した一連の研究成果にスポットライトを当て、このようなアプローチの重要性や、研究成果の社会的なインパクトを三浦輝久氏(電力中央研究所 上席研究員)、服部俊一氏(電力中央研究所 主任研究員)、澤井大樹氏(イデアラボ 代表取締役)、および伊藤言氏(イデアラボ 研究員)へのインタビューを交えて6回(第3回~第8回)にわたって考察していきます。