前回の連載(第7回)では、パーソナル・ナッジの実現に向けた課題を、三浦輝久氏(電力中央研究所 上席研究員)、服部俊一氏(電力中央研究所 主任研究員)、澤井大樹氏(イデアラボ 代表取締役)、および伊藤言氏(イデアラボ 研究員)へのインタビューを交えて考察しました。今回も、引き続き同4名へのインタビューを交えて、パーソナル・ナッジの実現に向けた課題を考察していきます。
家庭内の省エネに対してタイプ別のパーソナル・ナッジは有効

――質的アプローチによって、省エネに関する情報に対してタイプごとに異なる反応を示すことが明らかになったということですが、パーソナル・ナッジの実現に向けて、どのようなことがいえるのでしょうか?
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