連載第1回目では「ナッジ」を「人の思考のクセを利用した選択肢の提示手法」として定義し、ナッジの登場によって世界の気候変動・省エネ政策のアプローチが変化したことを解説しました。今回は、「ナッジ」を活用した気候変動・省エネ政策において求められることを、平山翔氏(住環境計画研究所 主任研究員)と西尾健一郎氏(電力中央研究所 上席研究員)へのインタビューを交えて考察していきます。
行動科学の登場によって高まったエビデンスの重要性
――気候変動・省エネ分野において、行動科学の登場によって政策手法はどのように変化したのでしょうか?
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