今日から、3回に分けて「インバランス」のことについて語っていこうと思います。
インバランスは、新電力事業の最大の参入障壁とされてきました。予測と実績の誤差は3%まで厳守とされて、それ以上は電力会社によっては50円/kWhにもなるなど、暴力的な単価が設定されていました。しかし2016年度から、これまで各電力会社がインバランス単価を定めてきたのが、広域機関によって市場と連動した形で定められることになりました。これによって、極端な単価ではなくなったと考えられています。では、一体どのくらいの単価になっているのでしょうか。