「デザインと効率を両立する」、これは建築物に省エネや再エネを取り込むうえで、設計者や最終的な判断をする施主にとって重要な要素となります。これまでにも特にPVパネルのデザインや使用箇所という切り口で様々な事例を紹介してきましたが、今回はファサードデザインに工夫することで発電効率をあげた事例について書きたいと思います。 (※全文:2592文字 画像:あり)
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ファサードデザインの角度で差をつける
ZEHからプラスエネルギーの時代へ
ファサードデザインの角度で差をつける
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ZEHからプラスエネルギーの時代へ バックナンバー
- ・ バイオPV:コケはシリコンとなるか?
- ・ ファサードデザインの角度で差をつける(この記事です)
- ・ 太陽光発電パネルの効率は上がり続ける
- ・ テナントビルをプラスエネルギーリフォーム
- ・ ファサードPVモジュールがニッチな業界を作り出す
- ・ コンクリート製構造体が木から作られる日
- ・ ドイツで当たり前となった遮熱:外付けブラインドからスマートガラスへ
- ・ ドイツにおけるポストFIT時代のプレイヤー PVTの進化
- ・ ポスト家庭用蓄電池ブームに迫られるドイツ 蓄電は正しい道か
- ・ ドイツ省エネリフォーム普及のカギ 省エネリフォームアドバイザー
- ・ 格差や資本と対決するリフォームプロジェクト
- ・ エコがスマートイメージへ
- ・ ビジネス・観光客が時間を過ごすプラスエネルギーハウスの快適性は本物か
- ・ 1本の木=木材+バイオマス燃料+断熱材:渋みのもとタンニンが断熱材に
- ・ プラスエネルギーハウス実現へのカギ:開発が続けられるPVパネル冷却
- ・ プラスエネルギー集合住宅 ボトロップ:リフォーム
- ・ パリ協定後、COP22とその後に向けて割れるドイツ
- ・ ドイツの省エネリフォームは賃貸事業者の金儲けにすぎないのか
- ・ ドイツの公社住宅リフォームが住民を幸せにできるのか
- ・ ドイツの公共住宅リフォームが自治体を救う
- ・ ドイツの自治体は建物の省エネ化で未来を生き抜く
- ・ 省エネ建築普及で木造が売れる
- ・ プラスエネルギーリフォーム ノイウルム:リフォーム用木質パネルの工場生産
- ・ イギリスのEU離脱によるエネルギー政策への影響
- ・ ポストFIT買い取りとプラスエネルギー化における太陽光 vs 太陽熱
- ・ プラスエネルギー集合住宅 リードベルク:ハイブリッドソーラールーフ
- ・ 欧州最大プラスエネルギー集合住宅 フランクフルトアクティブシティハウス
- ・ 戸建てプラスエネルギーハウス:ベルリンの4年は失敗か成功か
- ・ プラスエネルギーハウス:ポストパッシブハウスから10年を経て
この記事の著者

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永井 宏治(ながい・こうじ)
建築・都市・環境コンサルタント(建築・都市・地域計画専攻) -
大学卒業後渡独。ドルトムント工科大学ディプロム課程卒業。ドイツ国内省エネ建築研究機関勤務を通し、省エネ住宅設計・省エネリフォームプロジェクト、街区再生プロジェクト、日本への知見提供等を担当。ドイツ省エネリフォームアドバイザー、省エネ住宅プランニングアドバイザーの資格を取得。
独立後、日独省庁間の提携プロジェクトコーディネートの他、専門家や学生に対するセミナー、工務店、建材・設備・ハウスメーカー、商社に対する日独両国内でのコンサルを行っている。(ウェブサイト)
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