ZEHからプラスエネルギーの時代へ

ポスト家庭用蓄電池ブームに迫られるドイツ 蓄電は正しい道か

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ドイツでは太陽光発電による電力を売電ではなく自家消費する、ポストFIT時代に移行してから数年が経ちます。ターニングポイントとなったのは、買い取り価格を電力料金が上回った2012年以降となりますが、それに合わせて家庭用蓄電池に対する補助プログラムが整備され、特にここ数年は蓄電池ブームとなっていました。しかし、ブームはいずれ過去のものとなります。この蓄電池ブームは正しい道なのか、あるいは今後は違ったものが求められるのか、ここで検証していきます。

自家消費への道

写真 1:集合住宅用蓄電池(撮影:永井宏冶)
写真 1:集合住宅用蓄電池(撮影:永井宏冶)

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