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ZEHからプラスエネルギーの時代へ

プラスエネルギーハウス:ポストパッシブハウスから10年を経て

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ドイツと省エネ建築というと、パッシブハウスのイメージを持つ方が多いかと思います。実際には、ポストパッシブハウスの時代へと突入、プラスエネルギーハウスが誕生して10年が経過します。プラスエネルギーハウスの仕組みや、住宅・非住宅の事例を紹介していく前に、ここで一度各基準の違いや、時代変遷の背景について紹介したいと思います。

ポストパッシブハウスへ

パッシブハウスとはその名の通り、高気密・高断熱をベースに熱損失を極限まで抑え、窓から差し込む太陽の熱を部屋の温もりとして『パッシブ』に利用し、設備で暖房する必要を減らそうというのが基本的なコンセプトになっています。それに対して、太陽のエネルギーを発電や給湯に活用するのは『アクティブ』というわけです。

基本的な構成要素となっている、断熱、日射熱のパッシブ利用、換気設備での熱交換やヒートブリッジの防止といったものは、ドイツ国内のみでなく、世界各国の先駆者が研究を重ねてきたものでしたが、これらを取りまとめてパッシブハウスの定義を整備して、分かりやすい名称とさらに厳しい基準を決めたことが普及につながったと言えます。パッシブハウス研究所は一般企業ですが、ドイツ省エネ建築業界に与えた影響が大きいことは間違いないと言われています。

(※全文:2,756文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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この記事の著者

永井 宏治(ながい・こうじ)

建築・都市・環境コンサルタント(建築・都市・地域計画専攻)

大学卒業後渡独。ドルトムント工科大学ディプロム課程卒業。ドイツ国内省エネ建築研究機関勤務を通し、省エネ住宅設計・省エネリフォームプロジェクト、街区再生プロジェクト、日本への知見提供等を担当。ドイツ省エネリフォームアドバイザー、省エネ住宅プランニングアドバイザーの資格を取得。
独立後、日独省庁間の提携プロジェクトコーディネートの他、専門家や学生に対するセミナー、工務店、建材・設備・ハウスメーカー、商社に対する日独両国内でのコンサルを行っている。(ウェブサイト

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