日本文明を環境から解き明かす

災害で進化する都市(その1)

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世界と日本の都市

歴史で登場したユーラシア大陸の都市と日本の都市は大きく異なっている。ユーラシア大陸の都市は襲ってくる騎馬軍団に対して武装して戦う城であった。

人類初めてのメソポタミヤ文明が誕生して以来、ユーラシア大陸の人々は、外敵から防御する城壁を造り、その中で文明を構築していった。小泉龍人氏の「都市の起源(講談社選書メチエ)』によると、6000年前のメソポタミヤ文明の北シリアで最古の都市的集落が発見された。その都市は幅約2mのレンガの城壁で囲まれていたという。

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