21世紀、首都圏は4000万人の世界最大級の大都市になった。この首都圏がこれほどの大都市になったのには2つの地形条件があった。ひとつは徳川家康の利根川東遷事業による関東平野。もうひとつは江戸湾つまり東京湾の存在であった。このふたつの条件がなければ東京首都圏は存在していない。
広重の鳥観図
家康の利根川を銚子に向けて湿地を大穀倉地帯にした利根川東遷事業は日本人の誇りで日の当たる陽の場であった。もうひとつの江戸湾・東京湾は人々の目に触れにくい陰の場であった
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