広大なレマン湖沿いに広がるスイスのジュネーヴは、数多くの国際機関が集まる都市。16世紀の宗教改革の中心地、そして高級時計製造の発祥地でもある。「ヨーロッパで最高の旅行先2024年」において第4位に選ばれたほど人気が高い観光地だ。また「世界で最も住みやすい都市」ランクでも常に上位に入る。
こうした高評価にはサステナビリティの促進も大いに影響している。国内初の100%オーガニックな植物園(2017年に認証取得)を含め、緑地は市の面積の約20%を占める。あちこちで見かける飲料用の噴水(水源は湖水)は330カ所を超える。