イタリア北部の沖合に、世界が関心を寄せているサステナブルな菜園がある。この菜園「ニモの庭」は、海底に鎖と留め具で固定されたプラスチック製の複数のドーム内に広がる。
ドームには約2000 リットルの空気が満ち、ドームに届く直射日光と、海水からつくられる淡水(ドーム内は温度や湿度が高いため大量の海水が蒸発する)でハーブや野菜、花が育つ。
酸素・二酸化炭素・湿度・気温・照度はセンサーで管理する。農薬は不要だ。水圧がプラスに働き、発芽が速くなるというデータが得られているという。必要な電力は太陽光発電を利用している。
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