モーリシャス政府と緊密に連携協力し専門家派遣も検討
環境省は9月18日、モーリシャス沿岸の油流出事故に対して、これまでの支援活動と今後の対応についてとりまとめ報告した。
この事故は、現地時間 7月25日、商船三井(東京都港区)が長鋪汽船(岡山県笠岡市)の子会社からチャーターし運航する、ばら積み貨物船「WAKASHIO」がモーリシャス沖で座礁、これより船体が損傷し自力航行不能に陥り、救助作業中の8月6日に燃料油が流出したもの。これにより現場海域・地域に甚大な影響を及ぼしている。インド洋の島国モーリシャスは、サンゴ礁などの生物多様性の宝庫であり、その恵みにより、漁業や観光を営み、経済を成り立たせている。今回の事故について環境省は、「モーリシャスにとってはコロナ禍に加えての打撃となり、死活的な影響を受けることになる」としている。
続きは有料会員登録後にお読みいただけます。
- オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
- 登録月(購入日~月末)は無料サービス
- 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
- 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
- 月額
- 1,300円(税込)
- 年額
- 15,600円(税込)