投資対効果を示すには比較対象選びが重要だ。ではそのためには、どのようにコストとリターンを示せばよいだろうか。数多くの企業課題解決を成功に導いてきたプロレド・パートナーズの環境コンサルティングセクターリーダー石塚遼氏に道案内してもらう。(連載第26回、バックナンバーはこちら)
前回は選定したサプライヤーより提案を受ける際の注意点について解説を行った。今回はサプライヤーからの見積もりが揃い、選定したサプライヤーとの契約について、社内の意思決定者の合意を取るための投資対効果の示し方を解説する。
投資対効果を示すには比較対象選びが重要
脱炭素施策の提供可能なサプライヤーを選定し、提案依頼を行うにあたっては原則相見積もりを取得することが必要である。