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植物工場 ― 現状と課題と

植物工場は日本独自技術なのか?

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日本国内において、植物工場は「高度な環境制御(温度・湿度、二酸化炭素、光量など)を行うことにより、野菜等の周年・計画生産が可能な施設園芸農業の一形態」と一般的には定義されており、太陽光利用型と完全人工光型の2つに分類されている。

日本が独自の技術優位性を保持している分野は完全人工光型である。1970年代から始まった完全人工光型の研究は、数回の植物工場ブームを経て、大規模な量産技術では世界ナンバーワンといえる。その証拠に10段以上の多段式栽培にて、1日で1万株以上のレタスを安定的に生産する施設は世界でも日本しか存在しない。歴史的には、米国が1960年代から研究をスタートさせているものの、その後の生産・研究開発は停滞し、民間企業による本格的な生産は2000年代に入ってからである。

国内における大規模施設事例

国内における大規模施設事例
(植物工場による葉野菜の生産施設。特に完全人工光型における1日1万株規模の施設は世界でも日本だけ)

太陽光利用型では日本は遅れている

一方、太陽光利用型では日本は遅れている、といわざるを得ない。

(※全文:2,116文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

藤本真狩(ふじもと・まかる)
藤本真狩(ふじもと・まかる)
NPO法人イノプレックス 代表理事
神戸大学 経済学部 卒業。京都大学医学研究科在籍中の2008年にNPO法人イノプレックスを設立。主にメディカル・バイオ分野の技術調査・技術経営戦略のコンサルタントとして、年間100社以上のテクノロジー企業を調査するとともに、技術の事業化やベンチャー企業の経営支援に携わっている。現在は国内外からの依頼を受け、施設園芸や植物工場に関する新規参入支援を活動の中心としている。その他、アーバンファームファクトリー株式会社 取締役など、複数の技術顧問・社外取締役を兼任。
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