前政権の時代から、一年半以上議論されてきたドイツの『再生可能エネルギー法(EEG)』が、6月27日にドイツ連邦議会(下院)を通過した。この原稿を書いている段階ではまだだが、7月11日にドイツ連邦参議院(上院)を通過すれば、改正法は、8月1日に発効することになる。
ドイツが自然エネルギー大国であることは、環境ビジネスオンラインの読者の方々はご存知かと思うが、改めて最近の数値を確認してみたい。ドイツのエネルギー産業の連合体で日本の電事連に等しい「ドイツ・エネルギー・水道産業連合(Bundesverband der Energie- und Wasserwirtschaft, BDEW)」の発表によれば、2013年に総電力需要の25%を供給した自然エネルギーは、大きく飛躍し、2014年上半期は、27%を供給している。
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