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自然エネルギー・世界の潮流

2014年最新データで見る欧州自然エネルギー事情

大野 輝之、ロマン・ジスラー

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前回は、2014年前半の最新データで米国の自然エネルギー事情を見た。今回は同様に、ドイツやデンマークなど、欧州の自然エネルギー先進国の直近の状況を紹介しよう。

自然エネルギーの割合が3割を超えたドイツ

2014年前半のデータでまず注目されるのは、ドイツにおいて、発電量全体に占める自然エネルギーの割合が31%に達し、ついに3割を超えたことである。2013年の上半期の割合は、27%だったので、実に4%も一気に増加している。

図1は2014年前半の発電量の電源別割合を、図2は2011年の割合を示したものであるが、比べてみると、太陽光発電風力、バイオマスという新たな自然エネルギーが成長の推進力となっていることが良くわかる。バイオマス発電と風力発電は、それぞれ10%を超え、太陽光発電も2011年の4%から7%へまで増加している。対象的に伝統的な自然エネルギーである水力発電の割合は減少している。

(※全文:2,758文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

大野 輝之
大野 輝之(おおの・てるゆき)
公益財団法人 自然エネルギー財団 常務理事
東京大学経済学部卒。1979年東京都入庁。「ディーゼル車NO作戦」の企画立案、「温室効果ガスの総量削減義務と排出量取引制度」の導入などを担当。省エネルギーの推進、自然エネルギーの普及を図る数々の施策を産業界の合意を形成して実現し、国に先駆ける東京都の環境政策を牽引してきた。2010年7月から3年間、環境局長を努め、2013年7月に東京都を退職。2013年11月より現職。東京大学などの非常勤講師を務める。著書に『自治体のエネルギー戦略』『都市開発を考える』(ともに岩波新書)、『現代アメリカ都市計画』(学芸出版社)など。
ロマン・ジスラー"
ロマン・ジスラー
公益財団法人自然エネルギー財団 研究員
自然エネルギー財団の研究員として国内外の自然エネルギー普及に務める。REN21(21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワーク)による『自然エネルギー世界白書』の執筆において、フランスの研究・調査を担当。2012-2013年にかけて、REN21による『中東および北アフリカ自然エネルギー白書』、およびアラブ環境開発フォーラム(AFED)の『持続可能なエネルギーレポート』の共同執筆、また『世界自然エネルギー未来白書』の執筆に貢献。2012年、パリ第九大学にてエネルギー経済学の修士号を取得。
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