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自然エネルギー・世界の潮流

2014年最新データで見る米国自然エネルギー事情

大野 輝之、ロマン・ジスラー

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アメリカでの自然エネルギーの導入は、これまでドイツやデンマークなど欧州の先進国と比べると遅れをとっていた。しかし、このほどまとまった2014年前半のデータを見ると、風力発電を一番手、太陽光発電を二番手として、急速に拡大が始まっている状況が見て取れる。

初めて「新自然エネルギー」が水力発電を上回る

アメリカでは、連邦政府のエネルギー情報局(The United States Energy Information Administration: EIA)から、毎月の自然エネルギー発電量が州ごとに公表される。このデータで2014年の1-6月、前半の半年分の動向を分析してみた。図1は季節別の変化の影響を除外するために、2010年から2014年まで各年の前半分の自然エネルギー発電量の推移を見たものだ。

(※全文:2,575文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

大野 輝之
大野 輝之(おおの・てるゆき)
公益財団法人 自然エネルギー財団 常務理事
東京大学経済学部卒。1979年東京都入庁。「ディーゼル車NO作戦」の企画立案、「温室効果ガスの総量削減義務と排出量取引制度」の導入などを担当。省エネルギーの推進、自然エネルギーの普及を図る数々の施策を産業界の合意を形成して実現し、国に先駆ける東京都の環境政策を牽引してきた。2010年7月から3年間、環境局長を努め、2013年7月に東京都を退職。2013年11月より現職。東京大学などの非常勤講師を務める。著書に『自治体のエネルギー戦略』『都市開発を考える』(ともに岩波新書)、『現代アメリカ都市計画』(学芸出版社)など。
ロマン・ジスラー"
ロマン・ジスラー
公益財団法人自然エネルギー財団 研究員
自然エネルギー財団の研究員として国内外の自然エネルギー普及に務める。REN21(21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワーク)による『自然エネルギー世界白書』の執筆において、フランスの研究・調査を担当。2012-2013年にかけて、REN21による『中東および北アフリカ自然エネルギー白書』、およびアラブ環境開発フォーラム(AFED)の『持続可能なエネルギーレポート』の共同執筆、また『世界自然エネルギー未来白書』の執筆に貢献。2012年、パリ第九大学にてエネルギー経済学の修士号を取得。
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