2月末に発表された「エネルギー基本計画」の政府案は、エネルギー政策の分野において、世界で起きている重要な変化を殆ど語ろうとしない。その最たるものが、一時、日本でも喧伝された「原子力ルネッサンス」の完全な破綻である。
自然エネルギー財団が2月に開催した国際シンポ「REvision 2014」で、バーモント・ロースクールのピーター・ブラッドフォード教授が行った基調講演「原子力発電と電力市場改革」は、米国の「原子力ルネッサンス」が、連邦政府などの熱心な政策的てこ入れにもかかわらず、全く成功しなかったことを紹介している。
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