自然エネルギー・世界の潮流

原子力発電と電力市場改革 - 米国の経験から

  • 印刷
  • 共有

2月末に発表された「エネルギー基本計画」の政府案は、エネルギー政策の分野において、世界で起きている重要な変化を殆ど語ろうとしない。その最たるものが、一時、日本でも喧伝された「原子力ルネッサンス」の完全な破綻である。

自然エネルギー財団が2月に開催した国際シンポ「REvision 2014」で、バーモント・ロースクールのピーター・ブラッドフォード教授が行った基調講演「原子力発電と電力市場改革」は、米国の「原子力ルネッサンス」が、連邦政府などの熱心な政策的てこ入れにもかかわらず、全く成功しなかったことを紹介している。

続きは有料会員登録後にお読みいただけます。

  • オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 登録月(購入日~月末)は無料サービス
  • 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
  • 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
月額
1,300円(税込)
年額
15,600円(税込)

関連記事