欧州連合(EU)は10月24日に首脳会議を開催し、2030年の温室効果ガス排出量を1990年比で40%削減することを決定するとともに、同年までの自然エネルギー導入目標を最低27%と定めた。
このこと自体は日本でもかなり報道されているが、十分に知られていないのは、この27%目標が電力だけでなく、熱利用や自動車など交通燃料も含むエネルギー消費全体の目標だということだ。電力だけの目標値は定められていないが、EUのホームページに掲載されているQ&Aには、自然エネルギー電力は「最低でも45%になる」という例が示されている。
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