自然エネルギー・世界の潮流

世界の風力発電の最新動向

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2012年7月の固定価格買取制度の開始以降、760万kW以上の自然エネルギー設備が新たに導入されたが、その大半は太陽光発電であり、風力発電はわずか7.4万kWに留まっている(2014年1月末時点)。しかし、世界的に見れば、自然エネルギーの成長を牽引しているのは風力発電である。その姿を紹介しよう。

17年間、平均26%の成長

本年2月に開催された自然エネルギー財団のシンポジウム、「REvision2014」において、世界風力エネルギー会議のクラウス・ラーヴェ会長が行った報告を基に、更にその後の状況も加えて、世界各地で導入が拡大している風力発電の最新動向を紹介する(報告の資料と動画は、財団ホームページに掲載。本コラムの文責は筆者にある)。

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