2005年から2013年にかけて、アジアの電力消費は70%以上増加した。この期間における世界の電力消費増の、実に4分の3はアジアで生じているのだ。こうした電力需要の増加をこれまで賄ってきたのは主に石炭発電だった。容易に想像がつくように、石炭需要増加の中心は中国とインドの二国である。
そして、今、注目されるのは、この中国とインドを筆頭に、アジアで自然エネルギーの急速な拡大が始まったということである。3月9日に開催される国際シンポジウム“REvision2016”では、中国とインド、更に世界銀行からエネルギー専門家を招き、アジアの二つの巨大な新興国で起きている「自然エネルギーの覚醒」をリアルに報告していただく。
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